地球防衛軍6

地球防衛軍6
ジャンル 3Dアクションシューティング
対応機種 PlayStation 5
PlayStation 4
開発元 サンドロット
発売元 ディースリー・パブリッシャー
プロデューサー 岡島信幸
シリーズ 地球防衛軍シリーズ
人数 オフライン1-2人
オンライン1-4人(CO-OP)
メディア BD-ROM
ダウンロード販売
発売日 PS5 / PS4
日本の旗 2022年8月25日
対象年齢 日本の旗CEROD(17才以上対象)
エンジン Havok
解像度 PS5:4K(速度優先)/ 4K(画質優先)/ フルHD
PS4:フルHD
売上本数 日本の旗 30万本超[1]
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地球防衛軍6』(ちきゅうぼうえいぐんシックス)は、サンドロットが制作しディースリー・パブリッシャーよりPlayStation 5およびPlayStation 4用として2022年8月25日に発売されたゲームソフト地球防衛軍シリーズのナンバリングタイトル第6作目。

概要

地球防衛軍シリーズのナンバリングタイトルは2作品ごとに世界観を一新しており、偶数タイトルである本作は前作の「地球防衛軍5」の先の話を描く。前作の戦いで荒廃した地球が舞台であり、しばらくはポスト・アポカリプス的な重い展開が続くがやがて転機が訪れ、ループもの歴史改変SFの様相へと変わっていく。これはシナリオライターの本間毅寛が当初から練っていた構想だが、開発期間の延長により一時期は「もっとシンプルな内容へと路線変更するか」という案も検討された。しかし最終的に初志を貫徹したいという方向に決まり、当初の構想の形で製品化に漕ぎ着けた[2]

また、本作ではプレイヤーのカメラ配置を左側にするカメラタイプの追加や、登場人物の台詞を字幕で可読できるようになった。

沿革

2020年6月18日、ディースリー・パブリッシャーは新作ゲームのカウントダウンサイトを公開し、6月23日に新作ゲームとしてデジボク地球防衛軍と地球防衛軍6の存在を公表した[3]。発売時期は2021年末としていたが、さらなるクオリティアップを理由に2022年に延期した[4]。2022年8月25日にPS5とPS4で発売開始[5]。初週販売本数はシリーズ過去最高の30万本を突破した[1]

ストーリー

2022年、地球に異星文明プライマーが侵攻を開始し、全地球防衛機構軍(EDF)は世界各地で反撃した。2024年、遊撃部隊ストームがコマンドシップと銀の人を撃破したことでプライマーの撤退を決定づけた。戦争はEDFの勝利という形で終わったものの、総人口は1割にまで減り、文明は崩壊寸前であった。地球には依然としてプライマーが置き去りにしたコロニストや怪物が住み着いており、EDFはこれらの駆除を日常的にこなさなければならず、復興は遅々として進まなかった。

2027年、EDFのベース251の指揮官を務める大尉は人手不足のため各基地に人員を要請する。集まった人々のなかには、かつてコマンドシップを撃墜した主人公(ストーム1)と、彼を待っていたプロフェッサーの姿があった。彼らはコロニストや怪物を駆除する日々を送るが、ある日の任務のなか、突如として空からリングが降りてくる。リングの降下と時を合わせるように新型宇宙船が現れ、リングに吸い込まれるように消えていった。その翌日、地上はエイリアンツリーによって赤く染まり、アンドロイド軍団の攻撃でEDFが敗北した世界へと変貌する。

プロフェッサーは何かの確信のもと、主人公へリングの下部装置への攻撃を指示。その結果「かつての事故」は再現され、主人公の「地球防衛軍6」の長い戦いが始まる。

兵科

プレイヤーは4つの兵科のうち1種を自由に選択してミッションに臨む。今作では全兵科共通の新たなアクションとして障害物の乗り越えが追加され、瓦礫や壁などを乗り越えられるようになった。また、ほとんどの兵科で新たな装備枠が追加され、前作での装備の一部がそちらに移行したものも存在する。

レンジャー
EDFの主力歩兵。アサルトライフルロケットランチャーなど様々な銃器を扱う兵科。「ダッシュ」で素早く走ることが可能。
前作では2つの武器と特殊装備で3種類の装備を持てたが、本作では新たに「バックパック」の枠が加えられ4種類となった。手榴弾セントリーガンなどをバックパックとして装備可能。
ウイングダイバー
飛行ユニットを装備した女性だけの兵科。エネルギーを消費して、空を飛ぶことができる。「ブースト」によってエネルギーを消費して瞬間的に加速することが可能。飛行や武器のチャージには、飛行ユニットに装着されたプラズマコアのエネルギーが必須である。エネルギーが枯渇するとコアは緊急チャージ状態へ移行し、最大値まで素早くエネルギーが回復する一方で、回復しきるまでエネルギー消費が一切不可能となる。
前作では2種類の武器とプラズマコアの3種類の装備が選択可能だったが、今作では新たに「独立作動装備」の枠が加えられ4種類となった。独立作動装備はプラズマコアではなく、独立したジェネレーターからエネルギーを供給する武器で構成されており、プラズマコアへの負担を考慮しなくてよい。
エアレイダー
テロリストとの市街戦で損害を受けたことで、的確に航空支援を要請できるスペシャリストが必要となり編成された兵科。最前線で空軍砲兵に攻撃を指示して戦う。
前作では主に友軍に攻撃要請をして戦う兵科だったが、今作では荒廃した世界で戦うこともあり、メイン武器には新たに多種類のマルチコプター型のドローンが追加された。また、前作では3つの武器とビークルの4種類の武器で構成されていたが、本作では新たに「バックパック」が追加され5種類となった。
フェンサー
パワードスケルトンと呼ばれる強化外骨格を装備した兵士。強力な腕力により、両手にそれぞれ武器を持つことができる。歩行は鈍重だが、盾によって防御性を高めたり、武器に付属するサイドスラスターやジャンプブースターを組み合わせて高い機動力を得ることができる。
前作では2×2で4つの武器と、2つの補助装備による計6種類の装備が持てたが、今作でも補助装備が「強化パーツ」に名前が変わったのみで、枠そのものの数に変更はない。代わりに、一部武器の仕様変更や、新たなジャンプブースター付き近接武器の追加や、スラスターとブースターへの換装パーツなど、盾や近接武器・射撃武器の組み合わせによる特殊アクション連携がしやすくなった。

全地球防衛機構軍(EDF)

2006年、インドの山中で宇宙船の残骸を発見され、外敵の存在を知った者たちが各国の有力者に呼びかけ、2007年に設立された地球規模の巨大軍事組織。表向きにはこれらの情報は伏せられており、EDFの存在は市民から冷ややかな目で見られていた[6]。前作のプライマーとの戦いではEDFが決死の抵抗を試み、コマンドシップや銀の人を撃破し一応の勝利を得た。しかし被害があまりにも大きく、2027年時点では慢性的に人材が不足しており、兵士としての経験がない者もかき集めて怪物駆除にあたっている。

登場人物

主人公
かつて「ストーム1」と呼ばれた英雄。3年前の戦いでコマンドシップを破壊し、銀の人を倒したことで地球を救ったが、現在ではその活躍を知る者は少なく、新兵としてEDF251基地に派遣される。
地球防衛軍シリーズは2作ごとに世界観がリセットされており、『2』と『4』では主人公がその前作と同一人物かは明言されなかった[注釈 1]が、今作では明確に前作『5』の主人公と同一人物とされている。
プロフェッサー
元EDF先進技術研究所の主任研究員。プライマーとの戦いで研究所が壊滅し、家族を失ったことで軍を脱走した。文明が崩壊したあとは隠れるように暮らしていたが、地域ごとに活動しているEDFの一組織に強制的に再徴兵され、銃を持って戦う。
大尉
EDF251基地の司令官。もともと訓練教官だったが、士官のほとんどが戦死したため大尉の階級まで昇格した。残された兵を率いて街の治安を守り続けており、コロニストを「治安を乱す者」として排除することに執念を燃やしている。

プライマー

2022年に突如として地球軌道上に出現し、人類への攻撃を開始した異星文明。怪物やエイリアンを各地に投下し人類の抹殺を試みる。2024年に銀の人が撃破されたことを受けて、コロニストと怪物を残したまま撤退したが、2027年にリングを降下させ新たな動きを見せる。

侵略生物

侵略性外来生物α
クロオオアリに酷似した怪物。略称は「侵略生物α」。在来生物への高い攻撃性が確認されている。全長約11m。その巨体にもかかわらず動きは俊敏である。垂直の壁をも登ることが可能で、複雑な地形も難なく踏破する。攻撃の際には顎による噛みつきと腹部から発射可能な強酸を用いる。酸は100mほど先の距離まで放出され、金属を数秒で融解する。数多くの亜種が存在しており、より大型の「αPlus」、赤く硬い甲殻を持ち顎による攻撃のみを行う「赤色種」、コンクリートやプラスチックを食べて繁殖し、高速で移動する特徴を持つ緑色系の「強食性侵略生物」や「強食幼兵態」が存在する。
マザーモンスター
侵略生物αの女王で産卵を担う個体。全長50m以上。腹部から強酸を霧のように放ち広範囲を攻撃することができる。αPlusを生み出すより大型の「マザーモンスターPlus」も存在する。なお、羽を持つが飛行能力は無い。
侵略性外来生物β
ハエトリグモに酷似した怪物。略称は「侵略生物β」。跳躍能力を持ち、酸を含んだ糸を吐いて攻撃する。体内に発電機関を持ち、糸から高圧電流を流す「βPlus」という亜種が存在する。
飛行型侵略生物
スズメバチに酷似した怪物。羽で空を飛び、針のような組織を飛ばして攻撃する。飛行するため行動範囲が広く生息域を急速に拡大させた。広域が危険にさらされるため、市民への影響も大きい。針のような組織はAFVの装甲を貫くほどの威力がある。交戦した攻撃ヘリ部隊を壊滅させる力を持ち、高い対空戦闘能力を持つ。

エイリアン

コロニスト
銃器で武装した巨大なヒューマノイド型エイリアン。見た目は二足歩行するカエル。前作の戦闘後、世界各地で街を占拠しコロニーを形成している。独自の言語で会話し、統率の取れた組織的な行動を取るなど高い知性を持つ。
コスモノーツ
巨大なグレイ型宇宙人。コロニストと同様に高い知性と独自の言語を持つ。

機械生命体

アンドロイド
機械生命体。体積の半分以上が生体組織で構成されていることから「融合生命体1号」と名付けられた。腕部にはバリスティック・ナイフを装備している。両側面にパワーマシンガンを装備したより巨大な大型アンドロイド「融合生命体2号」も存在する。
キュプロクス
最も巨大なアンドロイド。ボディは歩兵の火器ではほとんどダメージを与えられないほど装甲が厚いが、中央のセンサーに当たる円形パーツだけは装甲が薄く、そこが弱点となる。
アンドロイド擲弾兵
両腕にグレネードを持ち、自爆特攻を仕掛けてくる。自爆前提のため、他のアンドロイドよりも体が簡略化されている。より大型な「キャノンボール」という個体も存在する。

侵略兵器

タイプ3ドローン
前作に登場したタイプ2ドローンの後継機。機体5ヶ所にレーザー砲を搭載しているが、中央のセンサーが弱点。
地底掘削ロボットネイカー
人間を攻撃目標とするキラーロボット。地上すれすれを浮遊するため、悪路に阻まれずに活動できる。機体全面が曲面の装甲に覆われており、車輪や履帯といった弱点もないため、防御力は戦車以上。
テレポーション・アンカー
先の戦いで地上に向けて大量投下された塔のような形をした装置。上部の転送装置から侵略生物を転送する。転送装置部分を破壊することでアンカー全体を崩壊させることができる。通常型と比べて巨大で弱点を電磁シールドで守り、全方位に攻撃可能な触手型砲台を搭載した「テイルアンカー」と呼ばれるタイプも存在する。

未確認生物

邪神クルール
全長25m。タコ型宇宙人の姿をした巨大生物で、荒廃した地球を支配する神として恐れられている。「宇宙から飛来してきた」「海底から現れた」「異次元からやってきた」などとその出自には様々な噂があるが、真相は不明。
闇の魔物
イカの姿をした生物。空を飛ぶことができるが、翼がなくメカニズムは不明。触手による攻撃や、光を遮断する黒い体液を噴出してくる。
魚人
深海に生息する人型海洋生物。地上では皮膚の乾燥を防ぐため、霧状の液体を噴出して視界を妨げてくる。
怪生物サイレン
前作に登場したエルギヌス、アーケルスに次ぐ第三の怪生物で、全長はエルギヌスの二倍に達する。その翼の羽ばたきだけで地上の人間を吹き飛ばして死に至らしめるほどの強さを誇る。
クラーケン
闇の魔物を従え、空を支配する邪神。闇の魔物を巨大化させたような姿をしており、闇の魔物が生み出した暗闇に潜み突如襲い掛かることから「闇をさまようもの」の異名を持つ。またその姿から「混沌の化身」「這い寄る混沌」の異名も持つ。

その他

大型宇宙船
突如飛来した謎の宇宙船。多彩な攻撃機能を有している。
リング
突如出現した謎のリング状の飛行物体で、全長は数kmに及ぶ。
エイリアンツリー
リング出現後に突如設置された巨大建造物。全高約1km。地球の大気成分を変質させる力を持ち、これが出現後空は赤く染まるようになった。

コラボレーション

ホロライブに所属するバーチャルYouTuber大神ミオ地球防衛軍シリーズを愛好しており、自身のチャンネルで地球防衛軍5をプレイ配信していた。2021年10月2日のディースリー・パブリッシャーの公式生放送では大神ミオがゲスト出演すると共に、彼女自身がDLCとして配信されることが公表された[7]。具体的な内容は生放送時点では未定としていたが、早期購入特典として同じホロライブ所属の白上フブキ百鬼あやめと共に、兵士募集用デコイとして付属することとなった[8]

立体化

地球防衛軍6の公式サイトにて「侵略性外来生物α」、「侵略性外来生物α 赤色種」、「コンバットワゴン」のペーパークラフト用データが公開されている[9]。ペーパークラフトの設計には紙模型工房が携わった[10]

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 『4』では『3』主人公と同一人物であることを匂わせる程度の演出はあったが明言はされていない。

出典

  1. ^ a b “『地球防衛軍6』販売本数30万本突破。シリーズ史上最速の好調な滑り出し”. ファミ通.com (2022年9月2日). 2022年9月13日閲覧。
  2. ^ “『地球防衛軍6』発売記念インタビュー。岡島Pに訊く『EDF6』。「最後は大きなカタルシスを得て終わります。それはもう絶対です」”. ファミ通.com (2022年8月25日). 2022年9月14日閲覧。
  3. ^ “『地球防衛軍6』2021年&『デジボク地球防衛軍』(Switch、PS4)2020年発売決定!”. ファミ通.com (2020年6月23日). 2022年9月13日閲覧。
  4. ^ “「地球防衛軍6」、PS4とPS5で発売決定! 発売時期は2022年に”. GAME Watch (2021年9月30日). 2022年9月13日閲覧。
  5. ^ “シリーズ最新作「地球防衛軍6」本日発売。各兵科に搭乗兵器や武器を追加するDLCもリリース。新たな敵“クラーケン”の姿も明らかに”. 4gamer.net (2022年8月25日). 2022年9月13日閲覧。
  6. ^ “地球防衛軍6公式サイト 全地球防衛機構軍”. 地球防衛軍6公式サイト. 2022年9月13日閲覧。
  7. ^ “PS5/PS4『地球防衛軍6』DLCでホロライブ大神ミオの登場が決定! 詳細は未定【TGS2021】”. ファミ通.com (2021年10月2日). 2022年9月13日閲覧。
  8. ^ “『地球防衛軍6』発売。早期購入特典で白上フブキ・百鬼あやめ・大神ミオの兵士募集用デコイ3体セットが付属。世界観が感じられる最新トレーラー公開中”. ファミ通.com (2022年8月25日). 2022年9月13日閲覧。
  9. ^ “地球防衛軍6公式サイト スペシャル ペーパークラフトダウンロード”. 地球防衛軍6公式サイト. 2022年9月13日閲覧。
  10. ^ “紙模型工房公式サイト 制作実績”. 紙模型工房公式サイト. 2022年9月13日閲覧。

外部リンク

  • 地球防衛軍6 公式サイト
地球防衛軍シリーズ
作品
ナンバリングタイトル
スピンオフ作品

EARTH DEFENSE FORCE: INSECT ARMAGEDDON - EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN - デジボク地球防衛軍

関連項目
執筆の途中です この項目は、コンピュータゲームに関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:コンピュータゲーム / PJコンピュータゲーム)。